beccies diary

思いのままを伝えたい

片目の世界で

私は生まれて半年だろうか、小児癌の一種である
網膜芽細胞腫の両眼性と医者から告げられたそうだ!
この病気は当時難病であり、生き残るのも奇跡と言われている病気だったらしい! しかし、僕は生きている!
うん、僕は生きているし、片目見えている!神様から恩をもらった!いや、神様だけではない、家族や、親戚にも、凄く感謝している!僕が病気とわかった時、宮崎の生目神社まで往復16時間ぐらいかけて、祈祷してくれた祖母、祖父、そして、僕が二十歳になるまで、大好きだったコーヒーを飲まなかった母、また紅茶を飲んでいなかった祖母、毎年、僕の誕生日に柞原神社に参ってくれた父、その他にも、沢山の人から守られてきた!みんな僕のためにいろんな事をしてくれた!だから僕の命は僕だけのものではないと思っている!
俺のこれまでだが、幼、小、中と附属で、顔見知りが多く、人間関係も凄く、良好で凄く楽しかった。でも、高校に入ってからの事だ!僕はバスケか、サッカーをしたいと部活に入ることは決めていたが、当時の僕は怖かったのだろうか、恥ずかしかったのだろうか、入る勇気がなかった!その頃から、周りの目を気にし始めた!街を歩いていると、気になる人々の目線、何もやっていないのに、不気味そうな目で見てくる目線、凄く怖かった!「両眼見えてたら」と何度思ったか分からないが、そんな僕を助けてくれたのは、家族だ、友達だ!目の事で、悩んでいる時に、親身になって優しい言葉だけではなく、「あんたは自意識過剰すぎるんよ、誰もあんたの事なんか気にしてない」など、たまには厳しい言葉もかけてくれた!確かに自意識過剰すぎたのかもしれない!でも、あの頃は凄く悩んでいたと思う!でも、悪い事ばかりではなかった!先にも書いたとおり、色んな愛を知っている!だから今度は僕がそういう子達や、義眼の子だけではなく、色んな悩みを持っている人達を救ってあげる番だと思う!それを自分のビジョンとして持って、これからの人生を決めていきたいなと思う所存である!長くなりましたが、読んでくれてありがとう😊